歴史
1934
Jens E. Ekornes(イェンス・エコーネス)は3名の従業員とともに家具とベッド用のスプリングの生産を始める。間もなくスプリングの生産が軌道に乗り、マットレスの生産開発をはじめる。
Jens Ekornesは、当時流通していた重いスチール製スプリングが紐で木製フレームにつながれたマットレスではなく、多数のスプリングをスチール製コイルでつないだ新商品スヴァーネ®を開発した。開発に伴い、新工場を設立、従業員数の増加など、会社は順調に発展した。
1935-38
スチール製コイルで連結されたスプリングのアイデアをオーレスン市の家具展示会で発表する。まもなく、初代のスヴァーネ®マットレスが発売された。
1946
Jens Ekornesはマットレス製造に関する知識を高めるため、渡米し、帰国後、スプリングマットレスの生産に使う米国製機械を導入。これにより生産工程が合理化され、スヴァーネ®マットレスをより手頃な価格で販売できるようになった。
1947
ソファベッドやマットレスのベースに使う木製部品の生産を開始する。
1955
マットレスの生産地域を北部に拡大。
1959
発泡プラスチックの生産を始める。発泡プラスチックはエコーネスのマットレスや家具の重要な部品となるだけでなく、他社製品の部品として広く市場で販売された。
1962
マットレスと家具の生産工場をオスロ郊外に設立。ソファベッド商品がドイツ市場に登場し、将来的な輸出市場として注目を集める。
1966 
リビング用家具のコレクションを発売。ノルウェーの家具メーカーで初めて、商品カタログ『スヴァーネ®ニュース』を全国の家庭に配布し大成功を収める。以降毎年、最新カタログをダイレクトメールで送付し続けている。
1967
発泡プラスチックの生産を始める。
1969
初代のリビング用革張りチェアを発売。
1970
販売戦略の見直しにより、ノルウェー国内の販売店約1,200から200に絞り、選び抜かれた販売店を通じてのみ販売を行なうことになった。ストレスレス®の特許を申請。
1971
初代ストレスレス®チェアをノルウェー国内で発売。 ストレスレス®チェアの成功により、スチール部品の生産部門を拡大、オートメーション化。この後、エコーネスの歴史上、事業が最も拡大した時期が続く。
1972
Helly Hansenの発泡プラスチック製マットレスの生産を引き継ぐ。このマットレスは現在もHelly Hansen によって販売されている。
1974
Jens Ekornesと妻のPetrine Ekornesは 、所有するJ.E. Ekornes Fabrikker AS の株式の4分の3を「ノルウェー宣教会の慈善活動促進財団」に信託供与した。
1975
グループ全体の総売上が1億ノルウェークローネを突破。
1976
マットレスの生産工場が火災で焼け落ち、この年から1978年にかけて新工場が建設される。
1977
エコーネス・グループが北欧最大の家具メーカーとなる。
1978
1974年からコンピューターシステムによる会計を始めていたが、この年、受注処理、請求書発行、数値や生産管理をおこなうオンラインコンピューターシステムを導入した。 オスロに常設のオフィスとショールームを開設。
1979
老舗家具会社 P.I. Langlos Fabrikker AS と提携を結ぶ。
1980
販売開始から9年でストレスレス®製品の売上が1億ノルウェークローネを超える。米国での販促キャンペーンを開始し、エコーネスにとって最大の海外市場となる。エコーネス社はショールーム、会議室、食堂、事務所を備えた新たな本社ビル(広さ2,700平米)に移転。
1982/83
グループ内の株式所有構造が変更された。株式所有率を変更することでエコーネス一族の第2世代による世代間の引継ぎが円滑に進められた。 コペンハーゲンにあるショールームが250平米から700平米に増床された。
1983
輸出による売上額が1億ノルウェークローネを超え、ストレスレス®製品 の出荷台数も50万台を超えた。輸出市場における活躍が評価され、ノルウェーの1983年度年間輸出賞を受賞した。
1984
会社設立50周年を社員と顧客が祝った。本社に代理店や営業部門から1,500名を招き、商品展示会が開かれた。この年末には従業員数も前年末の795名から1,585名へと倍増した。
1985
エコーネスはノルウェー国内8ヶ所の工場とスウェーデンのUlferts AB社で生産を行なうまでに成長した。西ドイツ(当時)、フィンランド、米国に販売会社を設立。しかし決算では50年ぶりにグループ全体が赤字となった。
1986
革張りチェアの生産を3工場にしぼるなど、生産体制を再編成した。グループ全体の従業員数は1,665名となった。
1987
10月、Jens Petter Ekornes が社長を辞任し、後継者としてBent Nilssonが就任した。3つの工場が閉鎖され、グループ内の従業員228名が解雇された。
1988
スウェーデン国内の販売活動をスウェーデンの生産工場から独立させ、販売会社を設立。前年末には1,437 名だったグループ内従業員数はこの年の末には1,059名まで削減された。
1989
フランスに販売会社Ekornes France S.A.R.L. を設立し、1990年1月1日から販売を開始した。マットレス製造工場の1つを閉鎖。この年末の時点でグループ全体の従業員数は979名となった。
1990
6月に行なわれた株主総会で、取締役会と社長が財政立て直しを提案したが、賛同を得られず解散辞職した。新たな取締役会が任命され、社長には再度Jens Petter Ekornesが任命され即日就任した。当面は利益が上がらないと予測されたため、主要な債権者の協力による財政立て直し計画が下半期に実施された。
1991
エコーネス・グループは財務の向上を目指して前年に計画された再建案を実行に移した。
1992
エコーネス・グループは1984年以来初めて、黒字に転換することが予想された。年末時点の従業員数は786名だった。
1993
この年も決算は黒字となった。年末時点における従業員数は711名。
1994
創立60周年を迎えた。エコーネスの工場をノルウェー国内の4工場のみに統括する。スウェーデンとデンマークの販売会社は閉鎖され、この地域の販売とマーケティング業務は本社に拠点を置くEkornes Skandinavia ASに集約される。
1995
3月1日にオスロ証券取引所に上場した。この年の営業収益は過去最高の7,960万ノルウェークローネを計上した。
1996
社名をEkornes ASAに変更。スヴァーネ®マットレスは発売60周年にあわせ、新たなコレクションを発表。ストレスレス®チェアは発売25周年を迎えた。 Ekornes ASAの社長として、Nils Fredrik Drabløs が任命され、同時にJens Petter Ekornesは最高経営責任者に任命された。
2001
オーレスン市内に5階建ての、新しいショールーム「Ekornes Bua」をオープン。
2004
高度なオートメーションを取り入れたストレスレス®チェアの新工場が開設され、生産能力は大幅に向上し、安定した生産ラインを築く。